Webオペレーターとは
Webオペレーターとは
指示をもとにWebサイトを運用・管理するのが主な仕事です。すでに存在しているWebサイトの更新作業のほかに、お客様対応や、運用上の不具合に対応する役割も担います。高いコミュニケーション力をもち、画像編集ソフトやオーサリングソフトなどを使いこなします。
Webオペレーターの仕事内容とは
Webオペレーターの代表的な仕事内容には以下があります。
- 指示書の理解と作業内容の把握
- テンプレートへの流し込み作業
- 画像加工・修正、パーツ作成
- ランディングページの作成
- 確認・修正作業
- Webディレクターのサポート作業
指示書の理解と作業内容の把握
正確に仕事を進めていけるよう、指示書の理解と、必要に応じて作業内容や納期、作業手順をWebディレクターへ確認し、把握します。
テンプレートへの流し込み作業
基本的にコピー&ペーストの作業となりますが、機種依存文字や禁則処理など、OSやブラウザによって表示が異なる部分のチェックに細心の注意を払いながら、すでに用意されているテンプレートに要素の流し込みを行います。
画像加工・修正、パーツ作成
サイトのデザインルールに従って、画像の加工・修正、パーツ作成を行います。既存ページとのばらつきが出ないよう配慮が求められます。
ランディングページの作成
コーディング規則などのガイドラインに沿ってランディングページを作成や、遷移元となるバナー画像の作成などを行います。
確認・修正作業
制作作業完了後、テスト環境にアップし、ブラウザ上での確認と修正を行います。ブラウザ依存のバグがないか、ファイルのリンク切れがないかなど、細かいチェックが必要です。
Webディレクターのサポート作業
Webディレクターが行う、ドキュメント制作(PowerPointやExcelなど)や、調査などのサポートを行います。制作現場をや案件を理解するチャンスになるため、将来的にWebディレクターを目指す人は積極的に携わるとよいでしょう。
Webオペレーターに必要なスキル・経験
Webオペレーターは、次のようなスキルや経験、知識が求められます。
サイト制作における基本的な知識
PhotoshopやIllustratorなど、画像編集ソフトの使用経験・知識
簡単な画像編集やバナー作成経験
HTMLやCSSのコーディング経験・知識
WordPressなどのCMSツールの使用経験
アクセスログの分析経験
PowerPointやExcelなどの基本操作スキル
提案資料の作成経験
高いコミュニケーションスキル
Webディレクターからの指示に従って正確に作業を進めるのが仕事ではありますが、幅広い知識があるほど任せられる業務範囲は広くなり、スキルアップやキャリアアップにつながる可能性が高まります。
Webオペレーターとして働いた経験がない場合は、次のような資格があると転職に有利になる可能性があります。
Webオペレーターに向いている人
下記に当てはまる人なら、Webオペレーターに向いているといえます。
マルチタスクをこなすのが得意
細かい部分にも手を抜かず、正確に作業を進められる
質とスピードに対するバランス感覚がある
急な依頼にも対応できる柔軟性がある
コミュニケーション能力が高く、尻込みせずに質問ができる
向上心・向学心があり、新しいスキルを身につける努力ができる
Webオペレーターのキャリアパス
基本的なパソコンスキルだけで仕事を進められることもあるほど、Webオペレーターは未経験からでも挑戦しやすい職種です。未経験からWebオペレーターになるには次のような方法があります。
スクールや独学で必要なスキルを身につけ正社員として働く
アルバイトや派遣社員として経験を積み、正社員へ転職する
未経験OKの正社員求人に応募し、入社後にスキルを身につける
Webオペレーターになった後のキャリアパスには次のようなものがあります。
Webデザイナー
Webコーダー
Webオペレーターとして仕事を極めていっても良いですし、Web業界への入り口としてとらえ、キャリアアップをめざすのもおすすめです。
まとめ
Webオペレーターは、Webサイトの品質を守るために必要な仕事です。しかし、WebプログラマやWebディレクターほど高い知識がなくてもチャレンジすることが可能で、未経験からWebオペレーターになる人も少なくありません。
Webオペレーターの仕事を極めていくだけでなく、この仕事をきっかけにしてWebデザイナーやWebコーダーへのキャリアアップを目指すのもおすすめです。
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