モーショングラフィックスデザイナーとは
モーショングラフィックスデザイナーとは
モーショングラフィックスとは、文字や写真などの静止画像に、動きや音を加えて作る動くグラフィックスのことです。そのモーショングラフィックスを制作するのが、モーショングラフィックスデザイナーの仕事です。
モーショングラフィックスデザイナーの仕事内容とは
テレビ番組やCMなどのモーショングラフィックス制作
テレビ番組のオープニングやCM、Webの広告動画、イベント映像、プロジェクションマッピング、デジタルサイネージなどの制作現場で、視聴者を引き付けるための動画表現を作成・編集します。モーショングラフィックスを活用することで、静止画では伝えにくいインパクトのある表現などを動画にし、メッセージ性を高めることが可能となります。
モーショングラフィックスデザイナーに必要なスキル・経験
モーショングラフィックスデザイナーは次のようなスキルや経験、知識が求められます。
色やフォントなどのデザインに関する知識
色の配色やフォントの選定は、センスが問われる部分です。クライアントから細かく指定されることもありますが、普段から配色に関する知識を身に付けておくことや、素材や媒体に適した書体をイメージできるようにしておくとよいでしょう。
映像編集ソフトに関する知識
モーショングラフィックスを実現するのに使用されるソフトではAdobeの「After Effects」が有名です。他にも「CINEMA 4D」などもよく使われます。これらのアプリケーションを扱うためのスキルが必要となります。
ほかにもAdobeの「Photoshop」や「Illustrator」、「Premiere」なども利用できると制作・編集の幅が広がります。
モーショングラフィックスデザイナーに向いている人
人に対するコミュニケーションが得意
モーショングラフィックスデザイナーは、クライアントやプロジェクトのメンバーに対して制作意図等を確認したり、制作物のデザインコンセプトを伝えたりすることがあります。その際に適切なコミュニケーションを取ることができれば作業がスムーズに進みます。
映像作品で表現することが得意
モーショングラフィックスは、動きや音だけでなく、モチーフとなるグラフィック本体のデザイン性や配色なども重要な要素となります。プロモーションビデオやWeb動画などを普段から見ていて、YouTube動画や結婚式披露宴の動画作成を行ったりした経験がある人であれば、モーショングラフィックスデザイナーに向いているかもしれません。
モーショングラフィックスデザイナーのキャリアパス
モーショングラフィックスは専門性の高いスキルのため、専門学校や映像・デザイン学科がある大学などで学んだ後、グラフィック制作や映像制作、Web制作会社などに就職します。
モーショングラフィックデザイナーの経験を積んだ後のキャリアパスですが、モーションやエフェクトの分野のスペシャリストを目指すか、プロジェクトの進行管理やデザインのクオリティをチェックする立場としてのアートディレクターを目指すというのが一般的です。
まとめ
YouTubeといった動画作成が自分で行える時代だからこそ、モーショングラフィックスデザイナーとしてプロフェッショナルなスキルを磨くことは、自身のビジネスチャンスを広げることにつながります。
動画制作や編集に興味がある人であれば、ぜひ目指してみたい職種ではないでしょうか。
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