MAミキサーとは

MAミキサーとは

MAミキサー(MAエンジニアとも言います)は、テレビや映画、CMなどの映像作品やデータに、音声素材を組み合わせたり、調整を行う職業です。映像制作を仕上げるために、欠かせない仕事です。

 

MAミキサーの仕事内容とは

MAミキサーの代表的な仕事内容には以下のものがあります。

  • テレビや映像の音調整
  • 効果音やBGMの調整
 

テレビや映像の音調整

テレビ番組やCM、映画などの撮影時に収録した音声素材は、そのままでは雑音が入っていたり、声量が出演者ごとに異なっていたりして、聞き取りにくい状態です。MAミキサーが音声バランスを調整したり雑音を取り除いたりといった加工や編集を行います。

 

効果音やBGMの調整

ナレーションやバラエティー番組などでよく耳にする拍手や笑い声などの効果音を付け足す作業や、映像場面に合わせたBGMを選曲して加えていく作業もMAミキサーの仕事です。

 

MAミキサーには、音を聞き分ける能力や、音のバランスを整えられる聴覚の良さ、適切なタイミングに効果音を入れられる調整力など、専門的スキル以外にセンスも求められることがあります。

 

MAミキサーに必要なスキル・経験

MAミキサーは次のようなスキルや経験、知識が求められます。

 

映像技術・音響技術に関する専門的知識

映像技術や音響技術に関する専門的な知識は必要となります。音響に関する仕事現場では、収録に関する幅広い知識が必要となるため未経験採用はほとんどありません。そのため、専門学校や大学で、整音に関する知識を習得するのが一般的です。 テレビ番組やCM、動画などのコンテンツ制作で必要な知識力を認定する「映像音響処理技術者資格認定試験」を取得するのもよいでしょう。試験の合格率は70%と比較的高く、難易度はあまり高くありませんが、映像から音響まで幅広い分野からの出題があります。デジタル技術の発展に伴い増加傾向にある映像コンテンツ需要に対し、映像業界の制作現場で自分の技術・知識を大きくアピールすることができる点でオススメです。
 

MAミキサーに向いている人

向上心が高く、情報のアンテナを張ってキャッチアップすることが得意

映像の世界では、常に新しいものや流行の最先端を捉えなければなりません。常日頃から情報のアンテナを張り巡らせて、面白いものや目新しいものをキャッチアップすることができれば、仕事にも大きく活かすことができます。

 

物事を客観的にとらえられることができる

数多くの人の目に触れるような映像作品に関わる場合、客観的な視点で制作を行うことが求められます。偏った視点や独りよがりの制作物では、ユーザーに受け入れられないだけでなく、クライアントの信用も失ってしまいます。

 

体力に自信があり、不規則な勤務体制にも耐えることができる

映像制作現場は業務時間も不規則で、深夜作業になることも珍しくありません。体力に自信があり、体調管理ができないと長く続けることは難しい業界です。根詰めすぎず適度に息抜きすることも必要です。

 

人とコミュニケーションをとることが得意

映像制作の現場では多くの人々が関わります。クライアントや関係者の意図をくみ取り、不明点はきちんと確認するなど、基本的なコミュニケーションを取れることが必要です。チームワークを重視し、仕事を進められる能力が求められます。

 

MAミキサーのキャリアパス

専門学校や電気系の大学にて専門的知識を学んだ後、テレビ局や映像制作会社、MAスタジオなどに就職します。
アシスタントエンジニアとして経験を積んだのち、MAミキサーを目指します。アシスタントエンジニアからチーフへの昇格には3年程度の期間がかかると言われています。

 

まとめ

MAミキサーは音のスペシャリストとしてテレビやCM、ラジオ、舞台など幅広い分野での活躍が見込まれます。自分の感覚やセンスを活かして挑戦していけるやりがいのある仕事として、MAミキサーという職種にぜひチャレンジしてみませんか。