牧場生活しながらプログラミング学習!スキルを広げ、ゆくゆくはWebディレクターに

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牧場生活しながらプログラミング学習!スキルを広げ、ゆくゆくはWebディレクターに

牧場生活しながらプログラミング学習!スキルを広げ、ゆくゆくはWebディレクターに
 

デジタルスケープで人材とWebコンテンツ制作事業を担うデザイン&デベロップメントスタジオ(DDS)。当スタジオには多くのWebクリエイターが在籍しています。『DDS匠blog -Creator's career-』は、これからクリエイターを目指す方の参考にしていただくべく、彼らの多様なキャリアパスをインタビューを通して紹介していくシリーズ企画。
第三弾の今回は、OJT卒業生でフロントエンドを目指す松谷さんに、歩んできたキャリアとこれからについて聞きました。

 

牧場生活をしながら、自分の人生と向き合った半年間

牧場生活をしながら、自分の人生と向き合った半年間
 
――まずは、これまでの経歴を教えてください。

ホテル業界の専門学校を卒業後、新卒から3年半ほど外資系のホテルで勤務していました。初めはレストランのウェイターを経験し、その後は部署移動でウェディングプランナーとして勤務していました。

その後、友人の誘いで一度事務職へ転職したのですが、やがてコロナ禍になり状況が悪化してきたタイミングで、自分の生き方や仕事の仕方について考えさせられる時間が増えて。「思えば専門学生の頃から夜間部でお昼もずっと働いていたし、ちょっと遊びながら考えてみようかな」という感じで、思い切って北海道の中標津(なかしべつ)町で半年間ほど牧場生活をしました。

環境を変えて自分の人生についてじっくり考えてみたときに、「クリエイティブな仕事に就いて、自分の裁量で、かつ自分が作ったもので認められる仕事をしてみたい」と思ったんです。そのときに出会ったのが“Webデザイナー”という道でした。そこからは、牧場生活をしながら独学でWeb関連の勉強をして、東京に戻り就活をした結果、DDSで採用してもらえたというのがこれまでの経歴です。

――大胆な環境の変え方ですね……。なぜ牧場だったのでしょうか?

牧場生活=自然に囲まれてほんわかしている、というイメージで憧れがあったんです。いつかやっておかないと後悔すると思っていたので、「やれるときにやろう!」と。実際、すごく楽しかったので行ってよかったと思います。

――牧場生活をしながら勉強されたとのことですが、具体的にはどのように学習しましたか?

専門書を読んだり、『Progate』、『ドットインストール』といった無料ではじめられるプログラミング学習サービスを使って勉強しました。

――独学で学び、それを継続するのは大変だと思うのですが、何がモチベーションになっていましたか?

実は独学で勉強しはじめる前に転職エージェントと面談したことがあり、その時点では未経験かつ知識もないという状態だったため、結構ズバッと言われたというか現実を見せられましたね。「採用してくれるところはあるだろうけどブラックですよ」と。「ここまで勉強をしましたというのが言えないとまず落ちます」と言われて、一旦絶望して、じゃあ勉強しようと。尻を叩かれたので始めたという感じです(笑)。

実際に東京に戻り就活し始めた際は、クリエイター系専門の求人サイト、IT業界専門の転職サイト、エージェント系など複数に登録して、選考書類をとにかくバーっと送って。ただ未経験という点と、当時はポートフォリオ もぐちゃぐちゃだったので結構な数のお祈りメールをいただきました。

目指すところを変えてもいい、という発見

 
――そこで諦めなかったバイタリティがすごいと思います。DDSに入社するにあたって、“常駐”という働き方への不安はありましたか?

個人的には、一社でずっと同じことをやるよりは楽しそうだなと感じていました。私は今フロントエンドを目指しているのですが、将来的には一人で全部できるようになりたいので、AEM(Adobe Experience Manager)やデザインの仕事など、職種を限定せず幅広くチャレンジさせてもらえる環境は魅力的に感じています。

不安ではないですが、お任せいただく案件はタイミングにより変わるので、考慮はしてくれるけど必ずしも希望の職種のみにジョインできるわけではないというのはあると思います。

それで言うと私がラッキーだったのは、もともとWebデザイナーになりたいと思っていたのですが、実際にやってみたら「コーディングも好きかも」と思い、フロントエンド志望に切り替えたんです。目指すところが変えられる、変えていいんだ、というのは私にとって新しい発見でしたし、Webデザイナーとしてのみ就業する環境だったら気が付けなかったことだと思います。

――どんなクリエイターになりたいなど、今後の展望について教えてください。

いずれはフリーランスになりたいと考えています。……が、最近は社会保障などのことを考えると正社員もいいかなぁと思い始めたので(笑)、いつでもそういう選択ができるスキルを身に付けられるように頑張ろうと思ってます。

DDSで目指していることとしては、ゆくゆくはディレクションもできるようになりたいと思っています。もともと前職でクライアントと営業交渉していた経験もあり、作業するだけではなく要望を聞いて提案しながらスケジュールを組んで、というのも好きなので経験してみたいですね。まだIT業界の仕組みなどは分からないので、身近なディレクター像として石井さんが目標です。

――では、松谷さんから見たDDSメンバーの印象を教えてください。

知り合いにIT系の企業に勤めている人がいて、厳しい人が多いと聞いていたので入社前はそういうイメージがありました。そのため、いざ自分もIT業界に入るとなったときに「残業頑張るぞ、メンタルケア頑張るぞ」と意気込んで入社したのですが、みんな共通していい人だったというか、穏やかな人が多いと感じました。プラスの意味でギャップでしたね。
居心地がいいので常駐先にいくのが寂しくなってしまうくらいで、DDSがそういった内面というか、人柄にも配慮した採用活動をしてくれていることに感謝しています。

――意気込みがすごいですね。

未経験だし、気合いとサービス残業でどうにかカバーするしかないか、と覚悟を決めましたね(笑)。実際、DDSではそんなことなかったのですが。

未経験での就職活動は“賭け”だった

 
――これまでホテルや事務、牧場など様々な経験をされてきた松谷さんが、仕事をするうえで心がけていることを教えてください。

まず”ミスをしない”ということを心がけて、しっかりセルフチェックするようにしています。加えて、信条としているのが“タイムイズマネー”です。時間を大事にしていて、自分の時間の管理はもちろん、相手の時間を極力奪わないようにということを意識しています。クリエイターの仕事は作業を進める中で質問が出てくることが多いのですが、まずは自分で考えたり調べたりして、それでも分からなければ質問をします。

また質問するときも、相手の都合がいいときに質問するようにしています。例えば相手があと1分で会議が始まるというタイミングで声をかけるといったことは避けたいので、事前にカレンダーを確認したうえで「いま、よろしいですか?」と声をかけるように心がけています。

――自分の時間も、相手の時間も無駄にしないという心配り、参考になります。では最後に、これから入社する人やクリエイターを目指す人に向けてメッセージをお願いします。

私が思うDDSのいいところは、ひとつの会社にいながらいろいろな経験ができることです。コーディング 、デザイン、運用関係も経験する機会がありますし、希望すればできる限り動いてくれます。

いきなりフリーランスになって自分で仕事を見つけるのは大変だけど、ここでは案件を獲ってきてくれる営業さんがいますし、常駐の案件がないときでも社内で仕事を割り振ってもらえたり空いた時間は自己学習でスキルを積むこともできます。

また、自社内のみのWebデザイナーになっていたら経験できる業界が絞られるため、別の業界の仕事もやりたいと思ったらまた転職する必要がありますが、DDSは様々な業界のクライアントとお取引があるため幅広い経験ができるんです。

未経験で就職活動をしていたときの不安として、けっこう賭けみたいな気持ちがあったんです。受かったところで進めたいけど仕事内容が不透明なところも多く、例えばWebデザイナーで内定をいただいたけど「週の半分は自社商品の営業をやってほしい」と言われ、自分がどうなりたいか、どんな仕事をしたいかを考えたときに「違うな」と感じて辞退したり。そういったことも多い中で、うちはクリエイティブ専門なので未経験からクリエイターを目指すのであればDDSはおすすめの環境だと思います。

――ありがとうございました!

今回は、DDSに入社しどんどんスキルの幅を広げるの松谷さんのキャリアパスをお届けしました。「Webクリエイターってどんな職種があるんだろう/迷っている」という方の参考になれば嬉しいです。

次回は、医療系からDDSへ転職したOJT卒業生の転職談をお届けします。


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株式会社デジタルスケープ デザイン&デベロップメントスタジオ やまもと
株式会社デジタルスケープ
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やまもと

求人メディアの制作部で、約6年間ライター・ディレクターとして大手から中小企業まで様々なクライアントの採用活動をお手伝いしてきました。
2022年にデジタルスケープに転職。現在は、一人前のWebディレクターを目指して勉強中です。
入社したてのため、このインタビュー企画を通してDDSのこと、メンバーのことを深く知っていきたいと思います。