Pythonのチュートリアルを学習できる本やWebサイトまとめ
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Pythonのチュートリアルを学習できる本やWebサイトまとめ
Python(パイソン)を勉強しようと思っても、学べる方法は、書籍、WEBサイト、PDFなどいくつもあり、どれがよいのか迷います。
特にPython初心者にとっては、C言語などと違い馴染みがなく、少々とっつきにくい部分があるでしょう。そこで、Pythonを学べる方法をジャンルごとにわけて、おすすめをご紹介します。これからPythonを学ぼうと思う方は、参考にしてください。
目次
Python(パイソン)のチュートリアルとは
Pythonはプログラミング言語の1つであり、JavaやPHPと同じく、インタプリタ言語です。Pythonの言語仕様や仕組みなど、基本的な概念、そして使い方を紹介したドキュメントがチュートリアルです。
チュートリアルは、主に書籍、WEBサイト、そしてPDFの3つあります。どれもPythonについて学べますが、人によりどれが学びやすいかは違ってくるでしょう。それぞれのおすすめのチュートリアルをご紹介します。
書籍でわかるPythonのチュートリアル
プログラミング言語のチュートリアルとして、昔から一般的にあるのが書籍です。もちろんPythonの書籍のチュートリアルも多数あります。
書籍は持ち運びができ、時間があればどこででも読めます。電車の中など、外出先でも読むことは可能です。また、気がついたことなどを書籍に書き込むこともでき、参考書のようにしても使えます。その反面、持ち運ぶにはかさばるというデメリットがあります。
た、Pythonを学ぶ、あるいは実際に使うときはパソコンでプログラミングしていきます。そのため、書籍で学ぶとなると一度書籍で覚えたことを、パソコンで復習するという作業が必要となります。
WEBサイトでわかるPythonのチュートリアル
インターネットのサイトに、Pythonの仕様や使い方が書かれています。ニュースサイトを読むようにして、サイトのページを読んでいき、Pythonについて学べます。
Pythonのプログラミングの方法をWEBサイトで学び、そのままパソコンで復習することも可能です。WEBサイトのチュートリアルであれば、そのまますぐにプログラミング実践を行えるようなところもあります。
PDFでわかるPythonのチュートリアル
電子書籍のようなものであり、PDFにPythonの仕様や使い方などが書かれています。Pythonを学ぶために使うときは、パソコン、タブレット、スマホなどでPDFを開いて読んでいきます。パソコンを使えば、PDFを読んで学んだことを、そのままパソコンで復習できます。またプリンターがあれば、PDFを印刷して、書籍のようにして使うことも可能です。一度ダウンロードすれば、インターネットに繋がっていない環境でも、PDFの内容を読めます。
おすすめのPythonのチュートリアル書籍
Pythonのチュートリアルとして、一般的なのは書籍です。数多くのチュートリアルとしての書籍が販売されています。Pythonをじっくり読んで学んでいくには適した形態のチュートリアルでしょう。書籍のチュートリアルの中から、おすすめをいくつかご紹介します。
Python 1年生 体験してわかる!会話でまなべる!プログラミングのしくみ
写真引用元:Amazon
https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/81lfiqIHKqL.jpg
<Python 1年生 体験してわかる!会話でまなべる!プログラミングのしくみの基本情報>
書籍名 | Python 1年生 体験してわかる!会話でまなべる!プログラミングのしくみ |
---|---|
著者 | 森 巧尚 |
出版社 | 翔泳社 |
出版年 | 2017年 |
価格 | 2,138円(税込)※2019年7月現在 |
商品ページ | https://www.amazon.co.jp/dp/4798153192 |
『作って学ぶiphoneアプリの教科書』を書いた人が著者であり、読みやすいと定評があります。プログラミング言語の書籍は、独特の癖があるものが多いですが、この書籍に限っては読みやすいといえます。初心者向けの教科書となっており、Pythonを初めて学ぶ人も、スムーズに内容が入ってくるでしょう。内容がわかりやすいので、Pythonチュートリアルの入門書として、途中で挫折しないか不安な人にもおすすめです。
Pythonチュートリアル第3版
写真引用元:Amazon
https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/51SI%2BAszQwL.jpg
<Pythonチュートリアル第3版の基本情報>
書籍名 | Pythonチュートリアル第3版 |
---|---|
著者 | Guido van Rossum(著) 鴨澤 眞夫(翻訳) |
出版社 | オライリージャパン |
出版年 | 2016年 |
価格 | 1,944円(税込)※2019年7月現在 |
商品ページ | https://www.amazon.co.jp/dp/4873117534 |
Python入門者のための手引き書です。「Python3エンジニア認定基礎試験」の認定教材となっており、試験を目指す人にも向いている書籍です。Pythonの作者Guido氏が書いており、第3版では新しい言語機能とライブラリモジュール、仮想環境などにも対応しています。説明の少ない部分もあるので、Pythonのまったくの初心者よりは、少し勉強した人に向いています。
おすすめのPythonのチュートリアルWEBサイト
PythonはWEBサイトでも学ぶことができ、チュートリアルサイトは数多くあります。テキストのみならず、画像や動画を使って説明しているサイトもあるので、よりわかりやすいです。WEBサイトの中でも、おすすめのチュートリアルをご紹介します。
Progate
<Progateの基本情報>
サイト名 | Progate |
---|---|
価格 | 無料(一部有料課金あり) |
ページURL | https://prog-8.com/languages/python |
Pythonをこれから学んでみたいという、初心者におすすめのサイトです。初心者にとって、易しいプログラミング学習サイトとして作られています。Pythonは5つのチュートリアルの章からできており、基本的な使い方から、実際にゲームを作ってみて、Pythonで何ができるのかまで学べます。スライド形式で進んでいき、テキストばかり並ぶようなサイトとは違い、わかりやすい構成です。このWEBサイトで学ぶには、アカウント登録が必要ですが、無料で基礎を学習できます。
ドットインストール
<ドットインストールの基本情報>
サイト名 | ドットインストール |
---|---|
価格 | 無料(一部有料課金あり) |
ページURL | https://dotinstall.com/lessons/basic_python_v3 |
WEBサイトチュートリアルの中でも、動画を使った老舗のサイトです。Pythonのチュートリアルとしては、1つの章は3分程度で理解できる内容であり、初心者でも学びやすいサイトです。テキストや画像だとわかりにくいと感じている人に、向いているチュートリアルサイトでしょう。
ドットインストールでは、変数や文字列など、Pythonを使ううえで必要となることを、1つずつ説明しています。わかりやすいと言われているチュートリアルでも、初心者には難しく感じることも多いですが、ドットインストールはPythonについてまったく知らなくても、スムーズに内容を理解できます。動画をメインとしており、自分でサンプルプログラムを作っていくので、手を動かしながら学べて、内容が身につきやすいサイトといえるでしょう。
おすすめのPythonのPDFチュートリアル
PDFのチュートリアルは、一度ダウンロードすれば、オフラインで見ることができます。またプリントアウトすれば、持ち運びながら、どこででも見ることが可能です。PDFの特徴としてコピー&ペーストが可能であるため、サンプルソースがあればそのままコピペで動かしてみることもできます。PDFチュートリアルの中から、おすすめをいくつかご紹介します。
クイズでおさらいできる「Python入門」
<クイズでおさらいできる「Python入門」の基本情報>
PDF教材名 | クイズでおさらいできる「Python入門」 |
---|---|
著者 | アメリエフ株式会社 |
出版社 | ― |
リリース年 | ― |
価格 | 無料 |
ページURL | https://biosciencedbc.jp/gadget/human/20150728_hattori.pdf |
Pythonの文法について、クイズ形式で学べるPDFです。まずは解説があり、それを元に実習し、最後にクイズを解きます。同じインタプリタ言語のPerl開発者を案内役とし、Perlと比較しながら説明しています。Pythonの基本中の基本の文法についての説明なので、どんなプログラミング言語なのという概略を知りたい人におすすめです。
イラストが多数掲載してあり、難しい言葉を極力使わず、初心者にもわかりやすいように説明されています。解説に対してはクイズがあり、自分で考えながらおさらいができます。Pythonの初心者が次のレベルに進むための、入門書として使えるでしょう。全体のボリュームはそれほど多くはなく、空き時間にさっと読んで学習を進められます。
Python3入門
<Python3入門の基本情報>
PDF教材名 | Python3入門 |
---|---|
著者 | 中村勝則 |
出版社 | ― |
リリース年 | ― |
価格 | 無料 |
ページURL | https://qiita.com/KatsunoriNakamura/items/b465b0cf05b1b7fd4975 |
250ページ以上もある、ボリュームのあるPDFチュートリアルです。文法、GUI、音声入出力などと幅広く扱っています。初心者はまずは2章まで読むのが良いでしょう。1章と2章が基本の解説であり、3章以降は実践的な内容です。この内容が豊富なPDFなだけに、他の書籍やPDFを補助資料として使う方法も有効です。繰り返し、じっくりとPython3を学べる入門書と言えます。アプリケーション構築のための基礎、外部プログラムとの連携など、かなり実践的な内容まで踏み込んでいます。著者のサイトからは、サンプルプログラムをダウンロードできるので、PDFで書かれているソースコードを自分のパソコンで動かせます。より実践的なPDFと言えるでしょう。
まとめ
Pythonを学ぶ方法は、書籍、WEBサイト、PDFなどといくつもあります。学びたいと思えば、すぐに実施することができる、チュートリアルが便利です。どれが良いかわからないときは、まずは無料で学習内容を知ることができる、WEBサイトやPDFが良いかもしれません。また書籍であれば、購入者の口コミやレビューを見ると、初心者にわかりやすいかどうか把握できます。今回ご紹介したチュートリアルを参考にして、Pythonを習得してみてください。
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