【アンケート】採用担当者に聞く「転職者を不採用にした理由」ランキングTop5!

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【アンケート】採用担当者に聞く「転職者を不採用にした理由」ランキングTop5!

「転職活動をしているけど、なかなか採用が決まらない……」このような悩みを持っている方がいらっしゃるのではないでしょうか。自分が不採用になった理由が分からないと、面接の振り返りを行い、次回の面接対策をすることが難しくなります。
そこで今回は、クリエイティブ系の職種で採用担当を経験した224名の方を対象に、転職者を不採用にした理由についてアンケート調査を実施しました。
採用担当者の本音を知り、面接対策に役立てましょう。

Q1.「転職者を不採用にした理由」ランキングTop5!

クリエイティブ系の職種で採用担当を経験した224名の方を対象に、転職者を不採用にした理由を調査したところ、以下のような結果となりました。

【アンケート】採用担当者に聞く「転職者を不採用にした理由」ランキングTop5!

第1位 スキルの不足(51.3%)

クリエイティブ業界での募集の多くは、専門的なスキルが求められる職種です。入社意欲が高く、人柄が社風と合っている場合でも、募集職種に必要なスキルが不足していると採用されることが難しくなるでしょう。そのため、必要なスキルは何かを考えて、身につけるなどの対策が必要といえます。

第2位 スキルはあるが実務経験の不足(35.3%)

クリエイティブ業界では、転職の際に実務経験が重視されます。そのため、スキルはあっても実務経験が不足しているという理由で、不採用となる場合があります。
求人に応募する際は、自分の実務経験が、企業が求める実務経験を満たしているかどうかを判断する必要があります。
また、自分の実務経験をどう活かすことができるか、ポートフォリオを用意したり、履歴書にキャリアを分かりやすくまとめたりして、アピールする必要があります。

第3位 コミュニケーション能力の不足(33.9%)

クリエイティブ系の仕事は、さまざまな部門の方と連携してプロジェクトを進めることがあります。そのため、コミュニケーション能力が必要です。
簡潔に情報を伝えたり、相手の意図をくみ取ったりするコミュニケーション能力が高い方は、採用されやすいといえるでしょう。

第4位 募集職種に対して適正を感じない(29.9%)

採用担当者は、転職者が入社後に、任せた業務で最大限の能力を発揮してほしいと考えています。そのため、転職者が募集職種に対して適正があるかどうかを厳しく見極める傾向があります。
応募する前に、募集職種のどういった部分が自分に適正があるのか、具体的に考える必要があるでしょう。

第5位 経歴が立派すぎる(23.7%)

自分が形成してきた経歴を、面接時にアピールすることは大切です。しかし、あまりにすぐれた能力や経歴をアピールしすぎると、採用担当者に「うちの会社では物足りなさを感じるのでは?」と不安を与えてしまう可能性があります。
自分の過去の経験・実績をアピールする際は、「自身の能力をこの会社でどう活かすか」「この会社で何をしたいのか」なども同時にアピールするようにしましょう。

Q2.採用or不採用を決めるタイミングとは?

採用担当者は、どのタイミングで採用か不採用かを決めているのでしょうか。

【アンケート】採用担当者に聞く「転職者を不採用にした理由」ランキングTop5!

採用か不採用かを判断するのにどのくらいの時間を要しているのか調査した結果、「面接終了時点」と回答した方が、41.3%でもっとも多いことが分かりました。
面接を通して、転職者が保有しているスキルや経験、社風に合うかなど、総合的に合否を判断しているということでしょう。

次いで、「面接終了後、1営業以内」(27.2%)「面接開始から5分以内」(21.6%)という回答が寄せられました。

この結果から採用担当者は、面接開始から合否を決定するまでに、それほどの時間を要していないことが分かります。そのため、転職者の第一印象も、合否に影響していると考えられます。面接を受ける際は、相手に好感を持たれる話し方や振る舞いを心がけましょう。

Q3.なぜ不採用?転職者を不採用にした理由が知りたい…

次に採用担当者に、不採用の理由を転職者に伝えているかどうかアンケート調査を実施しました。

【アンケート】採用担当者に聞く「転職者を不採用にした理由」ランキングTop5!

アンケートの結果、採用担当者の約40%の方が、転職者に不採用の理由を伝えていることが分かりました。残りの約60%の方は、はっきりとした不採用理由を伝えていないようです。
この結果から、不採用の理由について把握できないまま、転職活動を続ける方が多いことが分かります。

転職活動は振り返りが大切!採用に結びつく面接対策とは?

転職活動では、面接を受けた後で、振り返りを行うことが大切です。不採用の理由を知り、振り返りを行うことで、次回の面接対策を考えることができます。
しかし、アンケート結果からも分かる通り、個人で応募して面接を受けた場合、採用担当者は転職者に不採用の理由を伝えないことが多いため、振り返りが難しくなります。
転職エージェントでは、面接後に転職者に対して不採用の理由を伝えると同時に、次回の面接ではどういうことに気をつければよいのか、具体的なアドバイスも行います。そのため転職エージェントを利用したほうが、個人で転職活動を行うよりも、面接後に有意義な振り返りができるでしょう。
また転職エージェントでは、面接対策だけでなく、転職活動に関して全般的なアドバイスも行います。企業研究やクリエイティブ業界の動向など、情報収集にも役立てることができるでしょう。

おわりに

今回の調査では、採用担当者が転職者をスキルや実務経験、コミュニケーション能力の不足などを理由に不採用にしていることが分かりました。
クリエイティブ業界では、採用においてスキルと実務経験が重視されます。そのため面接では、ポートフォリオを用意したり、実務経験を分かりやすくプレゼンテーションしたりする必要があります。
面接対策で悩んでいる方は、転職エージェントを利用して、ポートフォリオの作り方や実務経験のアピール方法などをアドバイスしてもらうのはいかがでしょうか。

To Creator編集部
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