未来のクリエイターのために

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未来のクリエイターのために

「未来のクリエイターのために」

D&D Studio(以降DDS)では、WEBサイトの受託制作と自社サイトの運営支援と人材育成を行なっています。
その中でも特に注力しているのが「人材育成」です。日々さまざまな制作業務を行う中、DDSでなぜ「人材育成」に注力するのか、またOJTはどういった内容になっているのか、これらについて今回は少しお話をしたいと思います。

ニーズの多様化に応えるために

OJTとは「On The Job Training」の略で、実務を通じて上司や先輩が指導を行い育成することを言います。
WEB業界においては技術の進歩と共に技術者として要求されるスキルが以前と比べて複雑化しており、業界未経験者の就業のハードルが上がってきているように感じられます。また、私たち現役のクリエイターも同様に、多くのスキルを求められています。

これまでの業務の中でも、一定のスキルが必要な案件に対応できるクリエイターを適材適所で確保できないことがありました。このような残念な状況をどのように打開すれば良いのか、様々な状況から判断した結果、『DDSでクリエイターを「育成」する』ことがひとつの近道だと思いOJTを始めることとなりました。

これからもニーズが多様化していくことが予想されるため、『クライアントのニーズに答えられ、顧客価値を高められるよう共に貢献できる人材を育てる』という育成ビジョンで、共に成長できる仲間を増やしていきたいと考えています。

未経験から2~3か月で就業可能に

OJT

経験が浅いクリエイター向けに、OJT(実務)の他、クリエイターとして必要とされる技術・知識を学べるよう3つのプログラムで構成しています。

(1)講義形式での課題制作(1〜2ヶ月)

  • • 現役のクリエイターが顧客要求を分析し、課題内容を策定
  • • マンツーマン指導による疑問点克服
  • • ソースコードレビューによるベストプラクティスの追求

(2)ビジネスマナー研修(半日)

  • • 現場で必要とされるコミュニケーションマナー
  • • 名刺交換・電話対応・メール作成
  • • ビジネスのホウレンソウ

(3)OJT研修(1ヶ月〜ご就業先決定まで)

  • • 実案件を通じて経験値アップ
  • • クライアント先への就業サポート(カリキュラム内容以外の補足)

講義では技術的なレクチャーが中心になります。講義内容について、今まで経験が浅く知らないことが多いと気にする方もいますが、ここでは全く気にする必要はありません。
むしろ良い機会を得たと思って、前向きに学んでいただければと思っています。新しいことに挑戦し向き合うことは簡単ではないですが、思い描いた未来の自分の姿に近づけるよう、共に成長できる場にしていきたいと思っています。

安心して相談できる先輩メンター

先輩メンター

業界未経験の人は特に、慣れない環境や学習のことで不安やストレスを感じたりすることもあると思います。カリキュラム内容のことはもちろん、普段の些細な悩みや疑問についても個別にサポートできるよう、DDSでは【メンター制度】を取り入れています。

【メンター制度とは】

  • • メンター担当の社員が日頃の職場での悩みや疑問についてヒアリングしサポートします
  • • 日報、週報、面談などで状況把握し、状況に応じたフォローを行います

新しいことを学んで記憶するとき、精神的にリラックスしている状態が最も良いと言われています。 DDSでは安心して技術や知識を習得できるように、コミュニケーションを通してメンタル面のサポートをしています。

OJT期間終了後も継続サポート

オフィス風景

OJT期間終了後はDDSのメンバーとしてご就業していただきます。最初のご就業先はDDSの外部(お客様先常駐)になることが多いのですが、お仕事の環境が変わることで精神的な不安や技術的な疑問が出てくることがあるかと思います。悩みを打ち明けることが恥ずかしく相談しづらいと思ってしまいがちですが、DDSでは全く気にする必要はありません。共に働く仲間として長く楽しくポジティブにお仕事をしていただきたいと考えていますので、どんなことでも遠慮なくご相談していただければ、私たちはいつでもサポートをいたします。

サポートの実例

◆DDSで学んだ技術を就業先で発揮することができなく悩んでいた方
就業先では制作ではなく運用作業がメインのため、習得した知識を十分に発揮できなく制作の経験が浅くなるのではないかと不安になり相談をされました。このときは、まずご本人が何を必要としているのかをヒアリングを行い、お仕事以外でも学習されているコーディングで解らない部分の質問や知りたい情報についてSlackやメール等でやりとりを続け、技術的なステップアップの実現と仕事に対する考え方のアドバイスをしました。

◆就業先の社員の方とのコミュニケーションがうまく取れないと悩んでいた方
就業先の指揮・命令系統があいまいな部分や把握していない仕事を振られることもあり対応に苦慮していました。できる限りの対応はしていたものの同じことが繰り返されることに不安を感じ相談がありました。その際は就業先の営業担当者と連携し、営業担当者からは職場環境の改善を要望し、DDSではご本人の不安が少しでも解消されるようメンタル面のサポートとアドバイスをしました。

このように何かあればチームになってサポートをし、就業先で安心してご活躍をしていただけるよう努めています。そのほか隔月で開催している帰社イベントなどもあり、お互いの現状報告や情報交換などをしてDDSメンバー同士繋がりを持ってもらえるような機会を設けています。

自分の強みを活かしたステップアップを

DDSの育成カリキュラムについて、私たちが思うことも交えながらお話しをさせていただきましたが、いかかでしたでしょうか。
最近様々な業界で技術革新や働き方改革などが話題となっており、働く環境が大きく変わる転換期を迎えているのではないかと感じています。これはWEB業界にも当てはまることです。

これまでの経験や知識が古く感じてしまうくらい技術の進歩が速く、クリエイターにとって厳しい面もあると思います。しかし考え方によってはチャンスと捉えることができるのではないでしょうか。これまで培ってきた技術や知識を活かして、次に繋げて行くことも出来ると思います。どんな人でも得意・不得意な分野がありますが、自分の強みを活かしステップアップをすることで自身の活躍の場を広げられるのではないかと考えています。技術の進歩が速いので目の前のものを見て焦ることもあると思いますが、自分のペースで努力を続けることが大事だと思います。

転職活動で悩んでいる人も多いかと思いますが、どんなお仕事に就いたとしても『これからの人生を豊かにしたい』という願いは誰でも共通に持っていると思います。私たちは次の世代のクリエイターたちが新しいものを創造し、喜びを感じながら長く活躍してくれることを願っています。


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株式会社デジタルスケープの会社情報 - Wantedly

株式会社デジタルスケープ デザイン&デベロップメントスタジオ 高杉 充
株式会社デジタルスケープ
デザイン&デベロップメントスタジオ
高杉 充

2005年よりWEB業界に入り、未経験ながらOJTで1年ほど数社のサイト更新を経験した後、以降はグローバルメーカーやWEB証券会社のサイト運用など大手から中小企業まで様々な案件にWEBコーダー・フロントエンドエンジニアとして携わる。現在は、フロントエンドエンジニア・ディレクターとして、サイトリニューアルやお客様先常駐案件などの提案から制作・運用までを担当。
コミュニケーションを通して信頼関係を構築し、安心して働ける環境でメンバーと共に成長することが何よりの喜びです。