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プロのデザイナーが使ってみました! 3DモデリングツールRhino7の新機能SubDとWacom Pro Pen 3Dの描き心地

プロのデザイナーが使ってみました! 3DモデリングツールRhino7の新機能SubDとWacom Pro Pen 3Dの描き心地
画像提供:Rhino 7

3Dモデリングや2DデザインのCG制作において、制作ソフトやペンなどのツールは欠かせないもの。皆さんはどのようにして選んでいますか。

今回は、3D制作向けにデザインされたWacom Pro Pen 3Dと、3Dモデリングツール Rhino 7の新機能 SubDについて、実際に使ってみたレビューをご紹介します。

レビューしていただいたのは、アジアのデザインプライズ2021でグランプリを受賞したデザイナー水野健一氏(有限会社D-WEBER)。
長年のRhinoユーザーでありワコムユーザーでもあるという水野氏にとって、3D作品の制作用に特化してデザインされたWacom Pro Pen 3DとRhino 7のSubDは、どのような使い心地だったのでしょうか。

有限会社D-WEBER デザイナー 水野健一氏
有限会社D-WEBER デザイナー 水野健一氏

ツールについて

Rhino 7

Rhino 7は、立体を面の集合体として表現する3Dモデリングツールです。複雑な曲面の多い製品のモデリングに優れていて、自動車のボディ、家電製品、工業製品のほか、建築デザインなどの幅広い分野で利用されています。
今回は、バージョン7で追加されたSubDで、荒いメッシュに頂点を加えてスムースにしていく機能を中心に使ってみます。

Wacom Pro Pen 3D

世界で初めてコードレスのペンタブレットを開発して以来、世界中で圧倒的なシェアを誇るワコム。同社の液晶タブレットと筆圧検知デジタルペンは、デジタルクリエイターの3種の神器に数えられるのではないでしょうか?
今回は、数ある筆圧検知デジタルペンの中から特に3D制作向けにデザインされたWacom Pro Pen 3Dの使い心地を、液晶タブレットWacom Cintiq 22でチェックしました。

デザイナー 水野健一氏が使用感をレビュー

普段は、一世代前のWacom フラッグシップモデルCintiq 27QHD を使っていますが、3D制作に対応したWacom ProPen 3Dと、これに対応するWacom Cintiq 22を使い、Rhino 7の新機能 SubDツールにて造形を試してみます。

Rhino(販売元:株式会社アプリクラフト)が生み出す自由形状の3次元モデリングは、イメージを正確にカタチにしてくれます。使われる分野も自由さまざまで、工業デザインはもちろん、機械設計、金型設計、試作、製造、建築、宝飾、マルチメディア、FEM・CFD等解析など、Rhinoは使う人や分野を制約することはありません。

2020年末にリリースされた最新のRhino7では、有機的な形状を作成できるSubDツール、RhinoやGrasshopperをRevit®のアドオンとして実行できる Rhino.Inside.Revit 、NURBSジオメトリやメッシュから整った四角メッシュを作成できる堅牢なQuadRemeshアルゴリズムを新規に搭載し、まったく新しいモデリングワークフローを実現しています。

SubDは、有機的な形状を素早く探索する必要があるデザイナーにとって、編集可能で高精度な形状を作成できる新しいジオメトリタイプです。他のジオメトリタイプとは異なり、迅速な編集とフリーフォームの精度を兼ねています。押したり(プッシュ)引いたり(プル)の操作でリアルタイムに複雑なフリーフォームの形状を探索することができます。

フリーフォームの形状を探索

SubDをWacom Cintiq + Pro Pen 3Dと一緒に使うことで、マウスでは体現できない直感的に画面を見ながら手元でさまざまな操作が可能となるので、アナログチックで、ゼロからアイデアを具現化するには相性がよく、正直とてもいい感じを受けました。

手元でさまざまな操作が可能
Pro Pen 3D

Wacom Pro Pen 3Dは、Wacom Pro Pen 2と同じワコム最高のペンセンサーを搭載し、自然な使い心地と高精度な描き味で3D、2Dどちらのクリエイティブ制作にも適しています。

特に3D制作向けには、3Dソフトウェアをより便利に操作するべく、1つ追加された3つのサイドスイッチがあります。タブレットプロパティーにて、Rhino用(又はソフト別)に、頻繁に使う パン/ズーム、タンブル(オブジェクトの回転)といった3D機能をサイドスイッチにデフォルトで割り当て、ワークフローをより効率化できます。

ワークフローをより効率化

ワコム製品を使用して15年ほど経ちますが、更に進化していることを感じます。
進化しているペンを使うと、創作意欲が湧き上がってくるので、新しい作品を作りたくなりますね。

新しい道具から生まれるアイディアや表現手法の広がりを自分のものに

デザインをする上で経験は大きな財産でありますが、新しい道具に触れることはその経験につながります。自分の中になかったアイデアや表現手法が新しい製品を使うことで広がってくれることも多大にしてあるものです。そして、道具も一つのプロダクトであり、進化に追従する心構えは必要です。クリエイティブに終わりはないが、重要なのはプロにとって道具とは、クリエイティブの相棒ではあるが使われるものではありません。素晴らしい道具も使いこなすことに振り回されては本末転倒です。直観的に使える道具を使って、自分自身で生み出すことにフォーカスしたい。人が主役でありたいです。

有限会社D-WEBER 水野健一氏

自動車用アルミホイールメーカーの製造部門でプレスやヘラ押し等の製造現場を経験後、設計部門を経て企画部チーフデザイナー。(株)タクティ(現トヨタ モビリティパーツ(株))でマーチャンダイザーとして本部企画営業を経験。2000年より個人デザインオフィス開業後、2003年に愛知県安城市で有限会社D-WEBERとして法人化、現在に至る。

作家活動としてRhino/Adobe CCなどを用いたプライベート作品を年に数点発表。
アプリクラフト社Rhino Design INDEX掲載。
2021年からJIDA(日本インダストリアルデザイン協会)正会員。第一回 ASIA BRAND PRIZE 審査員就任

  • ASIA DESIGN PRIZE 2019 受賞
  • ASIA DESIGN PRIZE 2020 受賞
  • ASIA DESIGN PRIZE 2021 グランプリ受賞・ゴールド受賞

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