よく検索されているキーワード

約7,900人が来場した冬の祭典~東京国際プロジェクションマッピングアワード Vol.4~

約7,900人が来場した冬の祭典~東京国際プロジェクションマッピングアワード  Vol.4~

11月16日(土)に、第4回目となる東京国際プロジェクションマッピングアワード(以後、PMアワード)が、東京ビッグサイトで開催されました。
※過去実施模様については【こちら

次世代の若手クリエイターを対象とした映像制作の登竜門として開催されているPMアワードは、東京ビッグサイトを象徴する逆三角形の会議棟を舞台に催されます。
第4回目の今回は、書類選考を経て、最終審査にノミネートされた、海外校を含む全13チームが集結。約4ヶ月に渡って制作したプロジェクションマッピング作品を高さ約30メートル、幅約94メートルの日本最大級のスクリーンにて上映し、熱い戦いが繰り広げられました。

当日は、寒波の予報も出ておりましたが、天候にも恵まれ、夕暮れと共に観覧者が集まってきました。
仄かに照らすリストバンドのLEDライトも会場を盛り立てます。
近隣の協賛店舗からは、温かい飲み物も配られ今か今かと上映開始を待ちます。

約7,900人が来場した冬の祭典~東京国際プロジェクションマッピングアワード  Vol.4~

17:00。

空もすっかり暗くなった頃、 イベントMCを務めるハリー杉山さんの 「Ladys and Gentleman!」の一声でスタートし、 上映が始まります。

ハリー杉山さん

イベントMCを務めるハリー杉山さん

今回は、新しい取り組みとしてWEB上で参加できる一般投票を実施し、全ての作品上映終了後にその場で評価・感想の投稿ができる仕組みとなり、リアルタイムで変化する円グラフの動きを観客も一体となって見守りながら、会場全体が盛り上がりました。

約7,900人が来場した冬の祭典~東京国際プロジェクションマッピングアワード  Vol.4~

今年のテーマは「調和/Unity」「スポーツ/Sports」。

2つのテーマから、どちらか一つのテーマに沿った作品が募集されました。 オリンピックを翌年に控え、スポーツを通じた平和な世界の精神から想起し、「調和」と「スポーツ」、2つのテーマを設けられ、若きクリエイターがこれらのテーマを通じて「持続可能な社会」について考え、表現することを期待されていました。

今回ノミネートされたチームはこちら。

出場チーム名/学校名 全13チーム ※順不同

  • ・大妻女子大学 (チーム名:α)
  • ・佐賀大学 (チーム名:蘖)
  • ・成安造形大学 (チーム名:幸せを共有するクラブ)
  • ・多摩美術大学/日本工学院八王子専門学校 (チーム名:TKG)
  • ・大同大学 (チーム名:もやし)
  • ・東京造形大学/池上学院高等学校 (チーム名:CHIPAN)
  • ・東京造形大学 (チーム名:Momo)
  • ・日本工学院八王子専門学校 (チーム名:Clarity)
  • ・日本電子専門学校 (チーム名:ENGAWA)
  • ・阪南大学/大阪電気通信大学/京都情報大学院大学 (チーム名:田上良品×花川良品)
  • ・King Mongkut's Institute of Technology Ladkrabang (チーム名:M-Ultra) ※タイより参加
  • ・Universite du Quebec a Montreal (チーム名:Team UQAM) ※カナダより参加
  • ・Universite du Quebec a Montreal (チーム名:MI Montreal) ※カナダより参加

約7,900人が来場した冬の祭典~東京国際プロジェクションマッピングアワードVol.4~

約7,900人が来場した冬の祭典~東京国際プロジェクションマッピングアワードVol.4~

約7,900人が来場した冬の祭典~東京国際プロジェクションマッピングアワードVol.4~

全ての発表が終わり、上映のフィナーレを飾るのは花火、イルミネーション、プロジェクションマッピングがコラボレーションした約8分間のスペシャルショー!
ファストカルチャー系バンド1980YENによるLIVEパフォーマンスからスタートし、KAYAセットとよばれる、蚊帳を利用したスクリーンを使ってレーザービームを照射するパフォーマンス、上映された学生作品のダイジェスト、花火が東京ビッグサイトの寒空を彩りました。

上映会終了後は、審査員が表現、技術などの審査基準に照らし合わせつつ審議し、各賞の受賞作品が表彰されました。

東京国際プロジェクションマッピングアワード Vol.4 最優秀賞~

各受賞作品は下記の通りです。

最優秀賞(トロフィー、賞状、および副賞50万円
作品名「Harmony」 Universite du Quebec a Montreal / チーム名:MI Montreal

▼プロフィール▼

モントリオールでマルチメディアを通じた経験と制作を学ぶ情熱を持った学生4名のチーム。

▼受賞をうけてのコメント▼

「あまりに驚いていて、今、ちょっと消化することができません。
感情的になってしまって本当に申し訳ないですが、本当にありえないシチュエーションに混乱しています。
そもそも、このプロジェクトを挑むに当たって私達はハードルを非常に高いところに設定しました。
乗り越える壁や挫折がたくさんあり、犠牲もあったんですが、それを経て、 ものすごく満足できる作品を皆さんへ届けることができて嬉しい。
まさか優勝するとは思わなかった、それも東京で!実は日本に来たのは初めてなんです。 チームメイトに大きな感謝を。そして今回会場に来ることが出来なかった5人目のチームメイト、Mikeにも本当にありがとうと伝えたいです。
彼は音楽で大きく貢献してくれました。Mike、忘れてないですよ、ご安心ください。カナダに帰ったら一緒に祝おう。」

▼審査員:シシヤマザキ氏より総評と作品についてのコメント▼

今回の審査を経て、前置きとしてお話させて頂きたいのですが、 私はプロジェクションマッピングというのは大きな情景や音を、体感として人々に届けるものだと思うんですけど、
今回、スポーツ、調和というあらゆる人がよく知っているモチーフを題材にしながら それをどうやったら届けられるかという事を、参加している皆さんがすごく考えて作っているのを感じました。
その中で、明確なモチーフが出ると記号として届くことができるのかなと思います。 今回の上映作品の中から、影の色ですとか、音との響き合い、現象として一番届いたな、という作品、 そして会場を超えてより多くの人に届いてほしい、多くの方が息と一緒に吸い込めるだろうな という表現に落とし込まれている作品を選びました。

優秀賞(トロフィー、賞状、および副賞)
作品名「雨乞い」成安造形大学 / チーム名:幸せを共有するクラブ
作品名「Perpetual Motion」 Universite du Quebec a Montreal / チーム名:Team UQAM

審査員特別賞(トロフィー、賞状、および副賞)
作品名「UMAMI」東京造形大学・池上学院高等学校/チーム名:CHIPAN
作品名「糸」日本工学院八王子専門学校/チーム名:Clarity
作品名「Let's GO!」King Mongkut’s Institute of Technology Ladkrabang /チーム名:M-Ultra

海外勢の最優秀賞受賞は開催以来初だそう。今後は、海外からのエントリーも更に増えそうですね。
ハリー杉山さんの日英通訳も素晴らしく、学生さん・審査員それぞれのコメントを気持ちを込めて伝えてくださっていました。

あるチームの学生さんからは、制作過程でけんかをした、国籍も違うメンバーで意思疎通から難しかったという声もありましたが、「いろんなことを学ぶことができた。制作だけでなくお互いのことも。様々な成長があった。」というコメントが表しているように、濃密で、互いに学ぶことの多い、かけがえのない4か月になったことでしょう。

今後、各受賞作品は東京ビッグサイトにて定期上映が予定されています。
大スクリーンの映像は圧巻ですので、ぜひ足を運んでみてください。

また、本アワードにつきましては、今後も継続して実施を予定しており、詳しい情報は公式サイトなどで発表されますので、お見逃しなく!

▶東京国際プロジェクションマッピングアワード 公式サイト: https://pmaward.jp

イベント名:東京国際プロジェクションマッピングアワード Vol.4
公式サイトURL https://pmaward.jp
©東京国際プロジェクションマッピングアワード実行委員会

「編集部おすすめ」の記事

PAGETOP