ゲームUIデザイナーとは

ゲームUIデザイナーとは

ゲームUIデザイナーは、メインページやキャラクター一覧、HPゲージなど、ゲームをプレイするために必要なものの構成や動きを考えて設計し、デザインを行う仕事です。
ソーシャルゲームをきっかけに、今までゲームをしたことのない人たちがプレイヤーとなるケースが増え、ゲーム初心者でも操作しやすいUIデザインが求められています。プレイヤーに評価されるゲームは、キャラクターやストーリーのすばらしさはもちろん、ユーザビリティの高さも指標のひとつとなりつつあります。

 

ゲームUIデザイナーの仕事内容とは

ゲームUIデザイナーの代表的な仕事内容には以下があります。

  • 画面レイアウトの作成
  • UIデザイン
  • ゲームUIの遷移や動きに必要なアニメーション考案
  • 組み込み後のUIチェック
 

画面レイアウトの作成

ゲームの世界観やストーリーなど、ゲーム自体の情報を理解したうえで、プレイヤーにとってどのような情報が必要か、ストレスなくゲームを進行するにはどうデザインすれば良いかを考えます。プランナーやディレクターと打ち合わせを重ね、ヒアリングを行うこともあります。得られた情報を整理し、画面構成やレイアウトを画面設計図におとしていきます。

 

UIデザイン

画面レイアウトが決まったら、ホーム画面やキャラクターのパーティ編成画面、カード一覧画面など、要素が多い画面を選んで、テイストやルールを決め、画面のデザイン制作を行います。複数の画面で使用するパーツやボタン、HPゲージなどは、エレメントリストとしてまとめておくと、工数の削減に繋がります。また、プレイヤーの操作頻度の高い画面は、特にストレスなくスムーズに進行できるような作りに検討する必要があります。

 

ゲームUIの遷移や動きに必要なアニメーション考案

レベルアップやキャラクター強化時など、必要なアニメーションも考えます。デザイン・アニメーションが決まるとデザイナーやエンジニアが組み込み作業を行います。

 

組み込み後のUIチェック

組み込みができたら、テスト環境で実機確認を行います。デザインが崩れてないか、UIが機能しているか、動作に問題はないかなどチェックを行います。

 

ゲームUIデザイナーに必要なスキル・経験

ゲームUIデザイナーは、次のようなスキルや経験、知識が求められます。

  • 見やすく、使いやすいデザイン構築スキル

  • ゲームの仕様や世界観の把握することが得意

  • After Effectsなど、アニメーションソフトの使用スキル

  • Unityなど開発環境に関する知識

  • 色彩知識

  • コミュニケーションスキル

  • Mayaや3ds Maxなど3Dツールのスキル

 

また、次のような資格があると転職の際に有利になる可能性があります。

 

ゲームUIデザイナーが仕事を進める際、ゲームプランナーやデザイナー、エンジニアとの円滑なコミュニケーションが重要です。制作がはじまってから仕様の認識齟齬などが起こらないよう定期的な打ち合わせを行い、決定事項をドキュメント化するなどの対応が求められます。

 

ゲームUIデザイナーに向いている人

下記に当てはまる人なら、ゲームUIデザイナーに向いているといえます。

  • デザインの基礎、実務経験がある

  • プレイヤー目線でユーザビリティを考えられる

  • 改善点などプレイヤー目線で気づくことができる

  • 積極的にコミュニケーションを取ることに抵抗がない

 

ゲーム制作に携わる時間が長くなるほど、ゲームに慣れて初心者プレイヤーの視点を忘れがちになります。どんな時でもゲームを楽しむプレイヤーと同じ視点をもち、使い勝手や改善点などに気づけるとゲームUIデザイナーとしてより成長することができるでしょう。

 

ゲームUIデザイナーのキャリアパス

未経験から目指すこともできますが、ゲームUIデザイナーには幅広い知識やスキルが求められる傾向があります。そのため、先に紹介した資格を取得する、CSSやHTMLでのコーディングを勉強するなど、ゲームUIデザイナーに必要なスキルや知識を積極的に身につけておきましょう。
ゲームUIデザイナーになった後のキャリアパスとしては、以下があります。

  • ゲームUXデザイナー

  • ゲームプランナー

  • ゲームディレクター

  • ゲームプロデューサー

  • アニメーター

  • 3DCGデザイナー

 

ゲームプランナーやデザイナーなどと協業する中で、ゼロからゲームを企画したいという気持ちが芽生える人もおり、ゲームUIデザイナーからゲームプランナーに転身する人も見受けられます。

 

まとめ

ゲームUIデザイナーは、プレイヤーのユーザビリティを考慮しながらUIデザインを考え、実際にデザインしていく仕事です。また、経験を積むことで、ゲームプランナーや、プレイヤーへ感動体験を提供するUXデザイナーへの道が開ける可能性もあります。

ゲームの楽しさを理解し、プレイヤー視点をもってデザインを行える人にとって、やりがいのある仕事といえるでしょう。