本格的に量産する電気自動車として、日産自動車が他社に先んじて市場に投入した「リーフ」。インフラの整備、新しいライフスタイルの提案等、まさに未来の可能性に満ちたデザインだ。
「HYDEE.B」は、通常よりもデザイン面の理想追求に時間をかけることができた。同じ会社の同僚である設計や開発の苦労が分かるだけに、幾度もの変更には遠慮もある。外部とのコラボレーションが駆動力となり、新しい電動自転車のデザインとして結実した。
イメージを具現化させるために、それまでの電動自転車よりもデザイナーの役割が重要となった。大きく見えるが扱いやすいタイヤパターンの選定や、 丸いパイプを使いシンプルでスポーティーな形を追求するといった全体の印象づくりに始まり、パーツの細部に至るまでデザインの目を配る必要があった。
ブリヂストンサイクルが雑誌『VERY』と展開した「ママチャリプロジェクト」で誕生した、2人乗り電動アシスト自転車「HYDEE.B(ハイディビー)」。子育て中の母親だけでなく父親からも好評を得た結果、年間目標台数3000台を約半年で達成した。
入社後はまず、大幅に変更されたばかりのVIを切り替える仕事に携わっていた戸田氏。
当時は、デザイン系の組織がまだ確立されておらず、付き合いの深かった外部デザイナーと恊働して、製品に表示するロゴマークの変更を担当していた。
「ポメラ」の開発にあたり重視されたのが「現代のワープロ」という新しい概念。
キングジムのデジタル文具を代表する「テプラ」とは全く異なる新規商品であり、既存には似たものがない。そうした状況で「ポメラ」の市場投入を考えたとき、形や大きさなどを理由に、売り場では電子辞書と同じように扱われるのではないか、との懸念があった。
紙製ファイルや事務用品の定番を確立させ、「テプラ」に代表されるデジタル文具では独自の路線を切り拓いているキングジム。戸田直利氏は、製品デザインだけでなく、店頭での展開戦略にも関わりながら、同社のデザイン部門を率いている。
LG Electronics 日本デザイン研究所への移籍時から、ブランチオフィスとしての業務の全てを担ってきた森憲朗氏。日本人デザイナーとして初めてLGに入社して以来、製品開発に携わるとともに、LGの認知度を高めるために様々な活動を展開させてきた。この9月下旬に最終審査を迎えた「LG Mobile Design Competition」もその活動のひとつだ。
LG Electronics日本デザイン研究所が2010年に発売した、デジタルフォトフレーム(以下、DPF)「F8012N-WN(ホワイト)」「F8012N-BN(ブラック)」は、急成長中のDPF市場にあって、そのシンプルさと機能性を両立させたデザインが話題となった。
LG Electronics Japan Lab.日本デザイン研究所は、韓国・ソウル本社のデザイン部門の機能を分社化する形で1993年に設立された。その背景には、本社内で展開してきたデザイン活動を基に、よりグローバルなトレンドや技術の把握、ネットワーク面の強化といった目的で、海外拠点にデザインブランチを置く必要性の高まりがあった。
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